キョウチクトウ
夾竹桃
強い毒性がある
中毒症状は、嘔気・嘔吐(100%)、四肢脱力(84%)、倦怠感(83%)、下痢(77%)、非回転性めまい(66%)、腹痛(57%)などである。
「キョウチクトウ - Wikipedia」より引用
市の剪定枝資源化センターに出せない植物
毒性がある植物(キョウチクトウ、あせび、うるし、ユズリハ、カクレミノなど)
2012年7月
数年前そんなこと全く知らなかったので、マスクも付けづにチェーンソーでキョウチクトウの枝を切ったりしてた。意外と枝はやわらかく、草より固いが木の枝より柔らかいぐらい。
作業中突然調子悪くなり、めまい、吐き気、気を失いそうになる、体中の力が抜けて動けなくなる、耳鳴り、覚えているだけでもそれらの症状があった。
何度か吐いた。病院に行ったが風邪だと言われ、風邪薬、めまいの薬をもらった。病院でも吐いた。
めまいは周りがぐるぐる回って次第に意識が薄れていく感じだった。とにかく横になるといくらか落ち着いた。タバコ吸うと症状が出ていた。
それが数日間続いて少しづつ収まってきた。左耳がおかしく、寝る時もどちらか一方の耳を上に固定しないと、目が回り意識が飛んでいきそうになっていた。
その当時は、キョウチクトウが毒性の強い植物とは知らなかったので、熱中症、疲れ、などから急におかしくなったかもしれないと思ってた。
その後も数年間、マスクを付けづにキョウチクトウを剪定した。
枝を切った時の切り粉などを吸っていたのだろう。最初の年ほどではないが、毎年若干の症状がでた。最初の年はチェーンソーで切ったので余計に切りくず吸い込んでしまった。
耳鳴りは仕事で疲れたりすると症状がでてきた。これは鍼治療でほぼ収まった。しかし高度が高いところに登ると鼓膜に違和感がでた。その後は仕事のペースをゆるやかにして休憩を多く取るようにし、疲れからくる発症をおさえている。
それ以外にも、息がすぐ上がったり、少し動いただけで心拍数が上がったり不安定になったりとかの症状があった。全部の症状がキョウチクトウを吸ったことが原因かわからないが。
キョウチクトウの毒性について知ったのはつい最近だ。何だかすっきりした感じ。
数年前の一連の症状はキョウチクトウ中毒とほぼ確信した。
まだ根っこが庭の隅に残っている。春になれば茎が伸びるだろう。今年からはもちろんマスク付けて剪定作業しよう。
- チェーンソーを使わない、のこぎりか草刈機使用
- マスク付ける
以上に気をつければ多分大丈夫。
街路樹とか公園とかに普通に植えてあるらしい。
薬用植物としても使えるらしいが、素人が用いるのは危険だそうだ。
広島原爆落ちた跡に先に咲いた花だそうだ。
大気汚染に強いそうだ。